高野山真言宗 清瀧山 金剛宝戒寺

平成28年10月1日発行 第31号

檀信徒の皆さまこんにちは。秋のお彼岸も無事に終わりました。地球の温暖化が進んでも生真面目に咲く彼岸花には感心するばかりです。夜長の秋、朝晩と日中の気温差が大きく体調を崩しやすい季節でもあります。体調管理にはお気を付け下さい。

9月の講習会について

九月の講習会では、おおいたインフォメーションハウス(株)より田口慎吾さんに来て頂いて「高齢者向け住宅」についてお話をしていただきました。いわゆる、ひと昔前の老人ホームについてのお話です。世界の中でも超高齢化社会をひた走る日本ですので、この問題には行政も深く関わっていて、様々な形態の住まいが有りますが、大分には介護保険施設や有料老人ホームを合わせると約800の施設が有るそうです。しかし、ざっくりと一言で云うのであれば、昔ほど住まいの値段と共にジャンルの違いが少なくなっているとの事です。ただし、価格の面で言えば、高い所は高いなりの、安い所は安いなりの理由があるとも説明されていました。いずれにしても、もしも入居を考えるので有れば、体験入居をした方が良いとのお話でした。
平成28年10月1日発行 第31号

高齢者向け住宅を決める上での注意点

また、施設を決める上での注意点を教えて下さったので箇条書きになりますが記載致します。@立地(散歩などがしやすい場所か、交通の便はどうなのか等)A費用(家賃、管理費、食費以外にかかる料金などの確認等)B施設の雰囲気(考え方)C居室(間取りや、日当たりなど)D介護とサポート体制E食事(毎日の事なので大切)F医療機関との協定関係G安全管理H共用スペースI契約書の確認。以上の点には気を付けて選ぶようにとのお話でした。
九月の講習会の内容は七月にあった「在宅医療で出来ること」とは反対の内容で若干、関心が低かったようですが、いずれも「終活」のひとつであり、選択枠として知っておくのは必要な事だと思いました。おおいたインフォメーションハウス(株)からは「くらしにあ大分」という本も発売されていますので興味のある方は手に取ってみてください。

板切観音寺で大祭がありました。

お盆やお彼岸、お葬式の時などにお手伝いに来て頂いている久住のお寺(板切観音寺)の仁王像の開眼供養と柴燈護摩(さいとうごま)が九月十三日にあり、今回は私がお手伝いに行って参りました。柴燈護摩とは山伏の格好をして火渡り等をする法要です。普段はわき役に周ってサポートをしてくれている副住職の雄姿がとても嬉しかったです。ホームページにはその時の写真も掲載しておりますので是非ご覧になって下さい。
平成28年10月1日発行 第31号

 

平成28年10月1日発行 第31号

 

平成28年10月1日発行 第31号

10月の講習会について

以前にも「エンディングノートの書き方」の中で、自分の意思の残し方を講習致しましたが、法的に尊重させるためには成年後見制度や遺言に頼る必要が有ります。ご自身の想いを残すにしても、後継者に全てを託すにしても専門家のご意見を聞いてみるのは良いことだと思います。先入観を持たずにお越しください。

十一月八日(火曜日)午後二時から
金剛宝戒寺 本堂に於いて
「教えて 岡田先生!成年後見制度と遺言について」
平山法律事務所 岡田 壮平さん

編集後記

私が思っていた以上に関心を持って頂いている納骨堂ですが、遅くとも今月中には完成の予定です。当初の予定よりも工事の期間や費用が掛かってしまいました。大きな納骨堂ではありませんが、耐震や風雨には強く永代供養に耐えることの出来る納骨堂を建立しているつもりです。一番のコンセプト(理念)は「無縁仏」を作らない事です。納骨堂に入った方はその事を新たな縁(えにし)として繋がって頂きたいと思っています。
八月の少雨とは一転、台風や秋雨に納骨堂の工事が泣かされています。六波羅蜜の中の一つ忍辱波羅蜜は「耐え忍ぶ」ことです。自分の思い通りにいかないことを、自身の修行鍛錬の場として捉える必要性をとかれています。何事も心ひとつの置き所。お待たせしている方には大変申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。         

合掌

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