高野山真言宗 清瀧山 金剛宝戒寺

平成29年2月1日発行 第35号

檀信徒の皆さま、こんにちは。
一年で一番寒い時期にお便りを書いていますが、
陽射しは長くなって参りました。
夕方六時の鐘の時にも明るさが残っています。
春はそこまで来ています。

1月の講習会「子どもが輝く ほめ達の魔法」

新年8日には「ほめ達」の竹下幸喜さんに
「子どもが輝く、ほめ達の魔法」
と題して講演をいただきました。

 

竹下さんは二十年間、
保健体育の中学校の教師として
教鞭をふるわれた正真正銘の先生で、
その経験から自分の訴えかける言葉によって、
子供たちの反応や行動、
取り組み方が変わる事を実感され、
現在は「ほめる子育て研究所」の
所長さんを務められています。

 

とてもエネルギーのある方で、
一時間半の講演があっという間に
終わってしまいました。

 

お話の内容はもっとテクニック的な
内容になるかと思ったのですが、
「ありがとう」の反対が「当たり前」
だという事に気づき、
出来ていない所を探すのではなく、
今まで「当たり前」だと思っていた事のハードルを下げ、
出来ている事実を
「ほめる」「感謝する」「誰かの役に立っている」
ことを伝える事だと仰ってました。

 

これは「おべんちゃら」ではなく
「ほめちぎる」でもなく
相手にとって本当に必要な事は
「褒めて認めた後に、注意もしっかりとする」
というコミュニケーション術だと思いました。

 

講演の後にお茶を飲みながら竹下さんも
「親子、家族を褒めるのが
一番無難しいかもしれないと言われていました。」
その場合はひたすら「傾聴」することが
「ほめる」に勝る方法ですとアドバイス下さいました。

 

また、大切なのは知っている事ではなく
実行することだとも思いました。

 

まずは身近な所から心がけて「ほめ達」に近づきたいと思います。
今回の講演は「子育て」に限らず
夫婦関係やスポーツ選手のコーチング。
会社での社員の育成やコミュニケーションにも
とても役立つお話だったと思います。

 

機会が有りましたら違った角度からの
お話も伺いたいと思っていますので、
次回もご参加下さい。

 

ホームページには参加者様の感想なども載せております。

3月の講習会について

3月は高野山本山布教師による講演です。

3月8日(水曜日)14時より
金剛宝戒寺 本堂に於いて
高野山本山布教師 齋藤智弘 師
演題「佛足頂礼」
〜足湯ボランティアから学んだもの〜

高野山の奥之院でお勤めになった後、
タイ国バンコク市にも留学をして
修行をなさったお坊さんで、
昨年の熊本地震でも
益城町で活動をされました。

 

陽気も良くなるころです。
是非参加してください。

厄除け 星祭りのお札

2月3日は節分です。
先月、お知らせをしませんでしたが
「星祭りのお札」
(厄除け祈願札)をお配り致します。

 

安岡正篤氏が「運命を創る」の中で
「我々の存在、我々の人生というものは
一つの命(めい)である。
その命は宇宙の本質たる想像変化、
すなわち(動いてやまざるもの)
であるがゆえに「運命」という。
つまり、「運命」とはどこまでもダイナミックなものであって、
決して「宿命」ではない。
「命」は絶対的な働きであるけれども、
その中には複雑極まりない因果関係がある。
その因果関係を探って
それによって因果関係を操作して
新しく運命を創造変化させてゆく、
これを「立命」と言う

 

と、説いています。
お経本の中にも「三力」が説かれており、
先ずは「自分の功徳力」
次に「仏様の加持力」
そして「周囲環境のご縁による力」
によって物事が成就すると有ります。
「宿命」と「運命」は異なり、
私は後者の方が人生に
大きな影響を持つと思います。

編集後記

皆様の大難が小難に
小難が無難になるように
年明けよりお参り致しております。

 

しかしながら「難」は結果ではなく
自分を成長させる為の
「過程」だと思う事により、
感じ方も違ってくると思います。
またその「考え方」「生き方」を
説かれているのが仏教です。

 

厄年、黒星であっても、行動を狭めるのではなく、
何事にも慎重に取り組む様にして下さい。
合掌

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