高野山真言宗 清瀧山 金剛宝戒寺

平成30年1月1日発行 第46号

明けましておめでとうございます。

檀信徒の皆さま、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
皆さまの日々の平安と一年の安穏を祈念して新年を迎えました。

昨年を振り返って

昨年は毎月の講習会や納骨堂などを通して多くの方々とご縁を頂きました。
今年も色々な行事などを予定しております。
皆さまのご参加をお待ちしております。

 

個人的には実りの多い一年ではあったものの
少し視点を変えると不安を覚える年でした。
それは近隣諸国との摩擦などです。
昨年の流行語にも上げられた「〇〇ファースト」は
その象徴的な言葉だと私は思います。

 

私が大学生だった二十数年前にパソコンが発売されました。
大学の先生が「パソコンの発表は画期的な事であり
世の中を大きく変える」と興奮気味に話をされていた事を今でも記憶しています。
しかし当時のそれは、まだまだ大きく値段も高いものであり
どの様な変化をもたらすのか私にはよくわかりませんでした。

 

けれどもこの二十年でパソコン(インターネット)は広く普及し
利便性を向上させた反面、日常を忙しく変えいきました。
便利になった事により今まで以上に忙しくなるという
不思議な現象をもたらすことになったのです。
また手のひらサイズのパソコン「スマートフォン」の拡がりは
思っていた以上に早かったです。

 

これまでの国際電話などは高価で限られた形でしか
利用することが出来ませんでしたが
今では個人と個人が極めて安価にて世界中の人々と
繋がることが出来るようになりました。
私の妹家族は数年前からイタリアで生活をしていますが
時差さえ考えなければ、ほぼ何時でも連絡を取ることが出来ますし
相手の顔を見ながら話をする事も可能です。
その点においては大分にいても海外に住んでいても余り差異を感じません。
下宿に一台の電話しかなかった時代には想像も出来なかった事を
インターネットは可能にし、様々な境界を無くしました。

 

言うなれば昔以上に共存を必要とされる時代に入っているにも関わらず
流行語に選ばれたのは「○○ファースト」であることが現在の世相を反映しおり
危惧する必要があると思うのです。

「わけ合えば」 相田みつを

新年の始まりに皆さんとこの詩を共有したいと思います。

 

うばい合えば足らぬ
わけ合えばあまる
うばい合えばあらそい
わけ合えばやすらぎ

 

うばい合えばにくしみ
わけ合えばよろこび
うばい合えば不満
わけ合えば感謝

 

うばい合えば戦争
わけ合えば平和
うばい合えば地獄
わけ合えば極楽
「わけ合えば」相田みつを より

12月の講習会について

さて十二月の講習会は首藤康司さんの講演「わたしと病」でした。
首藤さんが今に至るまでの心境を隠すことなく吐露して下さいました。
その凄みを文面に代える事は難しいので割愛しますが
病気と寿命と人生の質を考え
お医者様の言葉を無条件に受け入れるだけでなく
自分の身体の感覚も大切にして
納得がいかない時はセカンドオピニオンの利用も
選択肢に入れて欲しいとの提言でした。

2月の講習会のご案内

日時 二月八日(木曜日)午後二時から
場所 金剛宝戒寺本堂に於いて
講義 「自分で出来る生前整理」

講師 (株)ライフタイム コ丸公人さん
 終活の一つでもある「生前整理」についてお話をしていただきます。
正直わたしは片付けが余り得意ではありません。
数年前にも「断捨離」が流行りました。
生前整理は「物・心・情報」を整理する究極のお片づけです。
自分自身の為だけではなく、両親や家族のもしもにも備える為の講演をして頂きます。 

合掌

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