高野山真言宗 清瀧山 金剛宝戒寺

令和元年6月1日発行 第63号

檀信徒の皆さま、こんにちは。
暦の上では初夏となり、
紫陽花も小さなつぼみが
色づきはじめました。
中庭の池のフナはこれから一日ごとに
大きくなっていきます。

ホスピス緩和で出来ること

五月の講習会ではゆふみ病院より
堺千代看護師長さんをお招きして
「ホスピス緩和ケアで出来る事」
と題してお話をして頂きました。

 

ホスピスは終末期医療を行う
病院(病棟)とのイメージから、
一度入院をすると、
退院することは無いと思われがちですが、
決してそのようなことは無く、
心身ともに体調が良くなれば
退院して通院に切り替わる
というケースも少なくないそうです。

 

また対象となる患者さんは
悪性腫瘍の患者さんのみで、
本人と家族が入院を
希望している事が原則となり、
入院予約時に病名と病状を
理解している必要が有ります。

 

ただし、
医師から余命の宣告等を
されていたとしても、
その詳細を本人が知っている
必要は無いそうです。

 

それは余命宣告と
寿命は別であること。
特に終末期では心と身体の
バランスが重要であり、
心の前向きな患者さんほど、
医師も驚くほどの寿命となることを
経験から知っているからです。

 

また入院の手続きとしては、
患者さん本人や家族との
面談や診察を行い、
病院側が病状などを把握した上で
スタッフ会議を開き、
入院へと至るそうです。

 

その段階で抗がん剤治療や
科学的治療を行っている患者さんは
入院の対象とならないという事を
今回初めて知りました。

 

ホスピスケアの目的は
患者さんの徹底的な苦痛の緩和、
日常生活の援助。
心理的・社会的・スピリチュアルケアを含む
全人的ケアだけでなく
家族へのサポートもその一環となります。

 

家での生活となるべく変わりがないように、
24時間いつでも面会が出来、
お孫さんやペットと触れ合う事も可能だそうです。

 

畑仕事をしていた人は、
プランターで野菜栽培や
花づくりをすることも可能だそうです。
(ゆふみ病院ホームページ参照)

 

寿命百年時代とも言われ、
終末期にも様々な選択があります。
私は父の最期を自宅で看取ったので、
自分も在宅が良いかと思っていましたが、
病院と在宅の中間に位置するような
ホスピス病棟での最期も良いなと
思ったのが正直な感想です。

 

また少しだけ死への恐怖が
少なくなったようにも実感しました。
次の機会には医院長先生にも
お話をお願いしてみたいと思っています。

7月の講習会

しばらくは雨とのお付き合いになりますが、
梅雨が明けると夏本番、
お盆も近づいてまいります。

 

7月の講習会ではお盆供養のルーツでもある
お施餓鬼供養について住職が
お話をさせて頂きます。

 

餓鬼供養の由来からその功徳や
効験などをお伝えしたいと思います。

日時 七月八日(月曜日)午後二時より
演題 「施餓鬼供養の由来と功徳」
当山住職がお話をさせて頂きます。

総代会議を行いました

 5月21日には総代会議を開き、
昨年度の事業報告やお墓の管理費、
納骨堂の申し込み状況などをお伝えいたしました。

 

その中で篤信者 小橋昭子様による
舗装工事のご希望があることを議題に上げ、
総代様のご意見を伺いましたが、
賛同を得ましたので舗装工事を
お願いする運びとなりました事を
皆様にも紙面にてお伝えいたします。

 

工事の区間は門前のコンクリート舗装を
している参道からお墓の階段前までと、
大日堂南側の駐車場全部です。

 

工事の期日などはまだ決まっていませんが、
三週間程度の工事期間を予定しています。
その間も徒歩での出入りは可能ですが、
車の乗り入れは出来ませんのでご理解、
ご協力をお願い致します。

 

お寺の外観は壊れない様に
人工的には見えにくい脱色した
透水性のあるアスファルト舗装を予定しています。

 

工事が終わりましたら石などにつまづくことも無く
歩きやすくなると思っています。

 

小橋様の大変ありがたいお申し入れに
感謝申し上げますと共に総代様からも、
建設的なご意見を頂きました。

 

金剛宝戒寺は皆さまに
温かく支えられている事を実感しております。
心から御礼申し上げます。    

合掌

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