高野山真言宗 清瀧山 金剛宝戒寺

令和4年2月1日発行 第95号

檀信徒の皆さまこんにちは。
一年で一番寒い時期にお便りを書いています。
とは言ってもいつまでも続きません。
寒いからこそ、お鍋も美味しく、お風呂も気持ち良い。
この時期を楽しんで過ごして頂いたらと思います。

節目の大切さ

動植物は人間よりも体内時計が
優れているのではないかと思うことが多々ありますが、
時間や節目を使いこなせるのは人間だけの特徴です。

 

それだけに私は節目を大切に思っています。
一時間、午前、午後、一日、一週間など様々な節目があり、
節目があるので気持ちの切り替えも出来て私も助かっています。

 

特に四十九日や一周忌、三回忌などの忌日の節目は
悲しみの中にあるお檀家様にも
「元気を出していきましょう。」
「少しは前を向いてみませんか?」
などと声を掛ける機縁にもなります。

 

また、それほど気にかけない方でも
大晦日と元旦の一日には節目を感じるのではないでしょうか?
「年が変わったから今年は良い一年にしたい」
「目標を新たに頑張りたい」
などと節目を大切されると思います。

 

これと同様に真言宗の寺院では節分に重きを置いて
星祭りのお札を檀信徒の皆さまにお出ししています。

令和4年の大厄

お札は全て数え年で勘定いたします。
この数え年とは、お母さんの胎内に赤ちゃんが
宿った時を零歳として、生まれた時が一歳になります。

 

そして大晦日を超えて元旦を迎えると個人の誕生日とは関係なく、
全員が一緒に年を取るのが数え年の数え方になります。

 

令和四年の本厄年

 

●男性
平成10年生まれ 25才
昭和56年生まれ 42才
昭和37年生まれ 61才

 

●女性
 平成16年生まれ 19才
 平成2年生まれ  33才
 昭和61年生まれ  37才
(本厄の前後の年が前厄、後厄になります)

星まつりのお札

星祭りは別名で星供(ほしく)
とも呼ばれる密教修法の一つです。
生まれた時の自分の星と、
一年ごとに巡る星を供養する法要です。

 

厄年のいわれには様々ありますが、男女で違いがあるのは
やはり出産などが大きくかかわるのだと思います。

 

またその昔は大厄の漢字に「大役」が
使われている古書などもあることから、
仕事や村の世話役、神社の世話人などを任される、
人の目に多く付く年ごろとなり、
身をつつしむ意味合いもあると言われています。

 

また、前厄、後厄が有るのは人間の成長など同じく、
早く吉凶が巡る人、遅く訪れる人が有るために、
その前後も厄年としてご供養をするのですが、
当山ではお申込みいただいた方には
個人(家)ごとに台帳を作り、
毎年星祭りのお札をお渡ししているので、
特別に希望をされない限りは(大きなお札を出さずに)
通年通りの紙札をお出ししています。

 

星祭りの法要を修するのは節分ですが、
当山では小寒の頃より朝のお勤めにて御祈祷を始めます。

 

そのご祈願は何よりも心身健全の延命成就と無病息災、
無事故の一年になるようにとお祈りを致します。

 

そして一枚のお札からご本尊の大日如来様や
お釈迦様、お不動様とご縁が頂けるのが何よりも
有難いことではないかと思っています。

3月の講習会

日時 3月8日(火曜日)14時より
演題 「法話の会」金剛宝戒寺 
場所 本堂において

 

コロナウイルスの感染拡大により
中止になることもありますので
お問い合わせください。

編集後記

阪神・淡路大震災の記念式典から5日後の
1月22日の未明にあった地震には驚かされました。

 

27年前、この寒空のなか、
外で余震に震えていた方々は
どんなにか心細かったことかと思い直しました。

 

幸いどのお家も大きな被害はなかったようですが、
佐伯の大日寺さまの修行大師は
台座から落ちて大きく破損をしてしまいました。

 

そんなかたわら、信者様の間からは
「お大師様が身代わりとなって害を受けてくれたんや」
という声も聞こえてきたそうです。

 

身を挺して守って下さったお大師様にも、
またその様な心境になる信者様にも
有難い思いが致しました。  
合掌
令和4年2月1日発行 第95号

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