高野山真言宗 清瀧山 金剛宝戒寺

令和4年10月1日発行 第103号

檀信徒の皆さまこんにちは。
鐘楼堂の横に植えてある無口な金木犀が
この季節だけは朝一番に話しかけてきます。

 

特に早朝は空気が澄んでいるだけに、
毎日微妙な違いの味わいを楽しませてくれています。

諸行無常

上半期はこれまでに無いほど少なかったお葬儀が
お盆明けからパラパラと続きました。

 

何度も何度も渡している引導ですが、
その度ごとに悲しみが違い、
慣れるという事はありません。

 

暑い暑いと繰り返し聞いてきた挨拶も
今年は台風と共に身を引いていき、
季節の移り変わりを感じることが出来るのも
生きていてこそであり、
この一瞬、一瞬を大切にしなければとの思いを強くします。

 

 

人の「死」には二通りあり、一つには肉体的な「死」であり、
もう一つは周りの人たちから忘れ去られた時の「死」
であると言われています。

 

確かにその通りで、故人を偲ぶとき、
生前以上に敬愛の思いが強くなることもあります。

 

今の時代は故人伝記や残した書籍だけでなく、
生前中の動画なども見ることが可能となり、
「死」の認識も違ってきているかもしれません。

 

 

即身成仏を唱えられた、宗祖弘法大師 空海様は
百年の寿命を得たとしても、それより先の弟子たちや
衆生を救うことは出来ないとの思いから、
高野山の奥之院にご入定され、
今も私たちの生活を見守って下さっていると
信じられています。

 

そして日常にその恩恵を強く感じれば感じる程に
存在感が強くなるのは不思議なものです。

弘法大師お誕生1250年記念法会

そのお大師様が来年、1250回目の御誕生を迎えられます。
コロナ禍で不透明ではありますが、
当山からも団体参拝を募るつもりです。

 

祖山への参拝を希望される方はこの機会にご一緒されませんか?

令和5年5月19日(金曜日)フェリー発
翌日  5月20日(土曜日)高野山宿泊
翌々日 5月21日(日曜日)記念法要

 

今のところ右の様な日程で5月22日(月曜日)の
早朝にフェリーにて大分に帰港予定です。
関心のある方はお声掛けください。

金剛宝戒寺の歴史

先月の10日から月参りやお彼岸で
趣意書を配らせて頂いております。

 

5年後の令和9年に当山は開創千三百年を迎えます。
高野山で修行をした仲間が80名ほどいますが、
1300年の歴史を持ったお寺の住職は多く居ません。

 

大分県下の真言宗のお寺では随一だと思います。
歴史だけであれば高野山よりも古い歴史を持っています。

 

その1300の記念事業を計画しています。
当山の歴史は天平時代の神亀4年(727年)に始まります。]
聖武天皇の勅願を行基菩薩が奉じて創建されました。

 

その当初は大分郡荏隈郷五丁津留に創建されました。
今の豊府高校から古国府へ少し向かった辺りに、寺域三万坪。
金堂などの諸堂を構えた大伽藍を形成していたと伝えられています。

 

その後、律令制の衰退や大分川の氾濫などを受け、
当山も衰退をしましたが、鎌倉幕府が成立し
仏教文化が地方にも流れてきた時に、
現在の上野の大地に当山を再興し、
西大寺より幸尊律師を中興の祖として招いて現在に至っています。

開創1300年記念事業

今回の記念事業では庫裡部分を完全に解体し、
そこへ寺務所と大座敷を構える予定です。
大座敷は法要の際の集会所としての他、
檀信徒皆さんの法事や、その後のお斎(お食事)また、
希望される方はお寺での葬儀も出来る様に整えたいと思っています。

 

これまで以上に檀信徒の皆さんにお寺へ足を運んで頂き、
歴史あるお寺に親しみを感じて頂きたく思っています。
尚、下記の日程で今回の事業説明・質問会を
本堂にて行いますので、どうぞ参加をお願い致します。

10月8日(土曜日) 15時30分〜
11月8日(火曜日) 15時30分〜
12月11日(日曜日) 14時〜

講習会のご案内

また、11月は月例の講習会も行いますので
説明会と合わせて参加頂けると幸いです。

11月8日(火曜日)14時から
金剛宝戒寺本堂において「法話の会」

10月8日の講習会も14時から行う予定です!
合掌

 

令和4年10月1日発行 第103号

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