高野山真言宗 清瀧山 金剛宝戒寺

令和元年8月1日発行 第65号

檀信徒の皆さま、こんにちは。
この度の南九州地方での豪雨で
被災された皆様にお見舞いを申し上げます。

施餓鬼供養の由来と功徳

さて7月の講習会では
住職が「施餓鬼供養の由来と功徳」と
題してお話をさせて頂きました。

 

餓鬼とは生前中に自分や
自分の家族だけが満足をすれば良いと思い、
生活を送った人たちが堕ちる世界です。

 

その餓鬼道にお釈迦様の十大弟子の一人である
阿難尊者が堕ちいらない為に行った供養や、
目連尊者が餓鬼になった母親を救うために
供養をした話が起源になっていると言われています。

 

また目連尊者が行った供養の季節が
日本のお盆の時期と近いために、
盆供養の起源になったとも言われています。

 

しかしながら本来は時期などを決めずに
随時行われるのが施餓鬼供養であり、
私が高野山で修行をしていた時には毎晩、
就寝前に行っておりました。

 

私は餓鬼道を含む六道の世界は
想念の世界だけでなく、
私たちの現実世界にも存在をしている様に
思えてなりません。

 

それは、人間誰しもが
「自分さえ良ければ」と言った心を本能として
持っている気がするからです。

 

また、餓鬼とはいわゆる成仏出来ていない
霊魂ですので、それらを鎮魂し廻向する事は、
先祖供養とは違った意味合いでの
功徳があると思っています。

 

それ故にお釈迦様も
施餓鬼供養の大切さを説き、
僧侶が毎日行う修行方法の
一つとして持ち入れられているのだと思います。

 

被災地でのボランティア活動が
板についてきたと感じる反面、
最近耳にする悲惨な事件や事故の多くは、
何かに憑依をされているのではないだろうかとさえ思える程に、
自分勝手な考えが犯罪に繋がっています。
煽り運転しかり、身内での虐待、
いじめ、京アニの放火事件なども
それに含まれると思います。

 

誰もが持ち得ている「自分勝手な心」を
省みるためにも施餓鬼供養とは
大切な供養であることを
参加者の皆様にはお伝え出来たのではないかと
思っています。

9月の講習会のお知らせ

9月8日(日曜日)午後2時から
演題「偉人に学ぶ」
住職がお話をさせて頂きます。

これまでの講習会とは少し趣旨を変えて
お話をさせて頂こうと思っています。

 

また、講習会の後には
病気平癒等の祈願も兼ねて
お施餓鬼供養を予定しています。
是非ご参加ください。

特別伝道 大分大会のご案内

以前の宝戒寺便りでもお知らせをいたしましたが、
今年の秋に特別伝道大会が
大分で開催をされます。

 

昨年11月に就任されたばかりの
葛西管長猊下を御導師にお招きして
受戒、お守り加持、ご法話、大念珠繰りを行います。
他にも護摩祈願や八十八カ所お砂踏みなど盛りだくさんですが、
総勢三百人規模で行う大念珠繰りは
全国でも前例のない試みです。

 

詳細は別紙をご覧ください。
なお締め切りは秋のお彼岸明けの9月末日です。
お寺からバスを出しての参拝を予定しています。
参加人数も限られますので希望される方は
お早めに申込をお願い致します。

日にち 10月24日(木曜日)
時 間 10時から12時半 (終了予定)
「管長猊下ご親修 特別伝道大分大会」
会 所 中津耶馬渓 弘法寺

千巻心経と盆踊りのご案内

毎年恒例の千巻心経と
供養盆踊りを今年も行います。
規模は違いますが
千巻心経は当山で毎年行っている
お数珠繰りです。
初盆をお迎えの方は特にご参加ください。

日にち 8月21日(水曜日)
時 間 午後5時から 千巻心経
     午後7時から 供養盆踊り
会 所 金剛宝戒寺

編集後記

お盆のお墓参りに来られて
アスファルト舗装に驚かれた方も
いらっしゃるかと思います。
7月の上旬に無事に工事も終わりました事をご報告致します。

 

これまでは石などでつまずきやすかったですが、
ぬかるむことも無く、歩きやすくなりました。
寄進をして下さった小橋昭子さま
本当にありがとうございました。
お参りのしやすいお寺を目指します。 合掌

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