高野山真言宗 清瀧山 金剛宝戒寺

令和元年11月発行 第68号

檀信徒の皆さま、こんにちは。
度重なる台風で被災された皆様に
お見舞い申し上げます。

 

ネガティブな発言は嫌いですが、
巨大な台風を予測出来ても、
その被害に備えることが出来ない事が
一番の恐怖に感じます。

 

自治体の防災対策が不十分
というよりも想定範囲を超える雨量に
驚きを隠せません。

 

根本的な原因に対し
世界中の国々が
力を合わせる必要性を
感じているのは私だけではないと思います。

「大分の文化財」あれこれ!

さて10月8日の講習会には
大分県教育庁文化課より
三重野誠さんをお迎えし
「大分の文化財」あれこれ!
と題してお話をして頂きました。

 

当山には国指定重要文化財・大日如来坐像の他にも
県指定の文化財が五つあります。
しかしながら文化財と聞くと
何か敷居の高い感じがしていました。
今回のお話を聞いて文化財とは
第一義に近隣の人達が
後世の人々に残したい財産であると
意識をした時点で、建造物や匠の技などの
有形・無形に関わらずに
文化財となり得るとの説明を受け、
文化財を身近に感じる事が出来ました。

 

また個人の宝から市町村の宝、
県民の宝、そして国の宝と、
文化財には様々な区分はあるものの
人口の減少が予想される現在では
社会総参加で文化財の保存や
継承していく事の大切さも知りました。

 

講師の三重野さんは学校の先生の
経験もある方で、とても解りやすいお話で
講演後には多くの質問も受けました。

特別伝道大分大会

10月24日(木曜日)一年以上前から練っていた
特別伝道大分大会は雨の中の法要となりました。

 

朝起きると前日から準備をしていたテントには
雨水が溜まり過ぎ、テントが壊れている
アクシデントからのスタートでした。
しかしながら幸いにも予想していた程の
大雨にはならずに無事に
閉幕をする事ができました。

 

当山からは40名、兼務住職をしている
吉祥寺からは10名の申込がありました。
雨で高速道路に50キロ規制が
出ていたために到着が少し遅れ、
護摩祈願の最後の方にしか
参列が出来なかった方も居られましたが
祈願の護摩木は全てお焚き上げを致しました。

 

そして場所を講堂へ移し管長猊下による
お授戒と法話がありました。
私が印象に残ったのは
管長猊下の言葉使いでした。
「十善戒をお授け致します。」ではなく
「十善戒をお授けさせて頂きます。」と
全てにおいて丁寧語だったのが心に残りました。

 

弘法寺に到着された時も
お帰りの際にも常ににこやかで、
高野山より遠路お越し頂きましたが、
救われた気がいたしました。

 

法要の最後には管長猊下と共に
大念珠繰りを行いました。
300名の定員に370名の申し込みがあり、
お念珠を皆さんで廻すことが出来るのか
本番まで不安がありましたが、
心を一つに合わせ皆さんで念珠繰りが出来ました。

 

お唱えする般若心経がずれる事も無く、
管長猊下も笑顔、参列した皆さんも笑顔、
我々僧侶も満面の笑顔でした。

 

今回の特別伝道はお寺の行事らしく
ホールではなく本堂を使い、
管長猊下をお招きして檀信徒の皆さんも
参加型の法要を提案していました。
300名以上の方々と各寺院の念珠を繋ぎ合わせ、
管長猊下と共に行われた念珠繰りなどは
前代未聞だったと思います。
またこれから先も無いかもしれません。
雨の中での法要にはなりましたが、
終了後の心はとても晴れ晴れとしていました。
参加頂きました皆さん本当にありがとうございました。

 

令和元年11月発行 第68号

12月の刻集会

日 時 12月8日(日曜日)14時より
場 所 金剛宝戒寺 本堂
演 題 「13分で解る般若心経」
*住職がお話をさせて頂きます。

 

以前にも般若心経のお話をさせて頂きましたが、
今回はより簡潔に、そして実生活でも活かせる
般若心経のお話をしたいと思っています。
お時間のある方は是非ご参加ください。

編集後記

大分でも行われたワールドカップラグビー大会は盛況でした。
出場国の国歌斉唱は感動的でした。
また被災地では選手からボランティアを
受ける場面も拝見しました。
国際色豊かなワンチームの日本代表からも
多くの感動と勇気をもらいました。
未来の日本の形を見た様な気がします。         
合掌

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